自宅で演奏を楽しむ

自宅でできる簡単なアンプ防音対策

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リビングルームでマーシャル・アンプにつないでギターを弾くギタリスト

ロックしたくてたまらなくなったら、あとはギターを手にして思いっきり弾くだけです。でも、それが深夜だったら?あるいは、ロックが苦手な親やルームメイトと暮らしていたら?夜中にセッションしたくなったときも、壁の薄い部屋に住んでいるときも、周りに配慮したいときも、手軽に音量を抑えてサウンドをコントロールする方法があります。しかも、高価な防音設備は必要ありません。ちょっとした工夫で、自宅でも快適に演奏を楽しめます。

本棚の前に置かれたマーシャルCODE50コンボ

本格的な防音工事(プロのスタジオにあるようなもの)は、通常、壁に遮音材を入れたり、部屋全体を隔離構造にしたりと、大がかりな工事が必要になります。しかし、自宅で騒音を抑えて平和を保つために、そこまでする必要はありません。ちょっとした工夫と賢い選択で、周囲に気兼ねなく快適に演奏を楽しむことができます。

ここでは、予算を抑えながらできる防音対策と、静かに練習してもお気に入りのトーンを損なわない、おすすめのMarshallアンプをご紹介します。

防音の基本原則

防音には、いくつかの基本的な考え方があります。ひとつは、反響しやすい壁やフローリングなどの硬い面をを減らすこと。もうひとつは、ドアや窓などから音が漏れるのを防ぐことです。

適切なアンプを選ぶ

音量を抑えて静かに演奏をしたいなら、まずは機材選びが重要です。Marshallには、自宅演奏に適したアンプが多数あり、出力を抑えるパワーリダクション機能やヘッドホン出力など、静かに演奏するための機能が搭載されています。周囲に気兼ねなく演奏を楽しみたいなら、自宅向けのアンプを選ぶのが最適なスタートです。

おすすめモデルはこちら:

· MG10MG15GMG15GFXMG15GR:エミュレートされたヘッドホン出力を備えた、コンパクトで初心者にも扱いやすいモデル。 · DSL1 HeadDSL1 ComboDSL5 Comboヘッドホン出力と出力切り替え機能付きの低出力仕様で、真空管ならではのサウンドを自宅でも楽しめます。 · Origin20 HeadOrigin20 Combo:トーンはそのままに、出力を抑えるPowerstem™️テクノロジーを搭載。 · CODE25CODE50:Bluetooth接続やUSBに対応したデジタルアンプ。ヘッドホンを使用したサイレント練習にも対応。 · MS2MS4 Micro Stacks:驚くほどパワフルな超小型アンプ。スペースが限られている環境にも最適です。

アプリ「Code」のプリセットを使ってMarshall CODE50コンボを微調整する女性
Marshall DSL1 Comboを使ってギターを弾く女性
マーシャルMG15FXコンボアンプの上に座る人

音を抑える工夫

楽器から出る音を抑えることは、必ずしも演奏音量を下げることを意味しません。エレキギターやベースなどの電子楽器なら、適切な練習用アンプを選ぶだけで対策ができます。例えば、MG Goldシリーズのアンプにはエミュレートされたヘッドホン出力が搭載されており、ヘッドホンを使ったサイレント練習が可能です。また、OriginシリーズにはPowerstem™️テクノロジーが採用されており、音質を損なわずに出力を下げることができます。

壁をカバーする

壁を覆うのは、音の反響を抑えて響きを整える、もっとも手軽な方法の一つです。壁に毛布やラグを掛ければ、音響対策にもなり、インテリアとしても楽しめます。また、絵を飾ったり、本棚やワードローブ入れを壁際に移動させるのも効果的です。ただし、ドアをふさがないように注意。理想のトーンが完成するまで部屋から出ないつもりなら、それもアリかもしれません。

床をカバーする

多くのリハーサルスタジオやレコーディングルームにカーペットが敷かれているのには理由があります。だからといって、自宅で同じような効果を得るために、床を張り替える必要はありません。セカンドハンドのラグやマットを何枚か敷くだけでも十分効果があります。もし、クリエイティブな気分になったら、古着や布を使って自作オリジナルラグに挑戦してもOK。ただし、思い出の古着バンドTシャツを使うことはおすすめしません。きっと、その後ずっと後悔することになるかも。

ギターの横に置かれたマーシャルDSL5コンボアンプ

隙間をふさぐ

ドアの下の隙間は、音漏れの最大の原因になりがちです。でも、解決は意外と簡単。市販のすきま風防止テープやドアスイープを使えば、音の漏れを軽減でき、ついでに冷気の侵入も防げます。

カーテンで窓をカバー

窓からも音は逃げていきます。厚手のカーテンで覆うことで、音の漏れを抑えることができます。少し予算に余裕があれば、防音専用のカーテンを使うのもおすすめです。

防音材を取り入れてみる

「練習スペースを作りたいけど、本格的な防音工事はちょっと...」という人には、DIY用の吸音パネルがおすすめです。このようなパネルは裏面がシール状になっていて、壁に貼るだけで手軽に取り付けられます。部屋の雰囲気を損なわない方法として、防音機能付きの壁紙を使うのも一案です。

本格的な防音室がなくても、自宅で音楽は楽しめます。適切なアンプとちょっとした工夫があれば、音を抑えながらも自分の音色をキープできます。ご近所に配慮しつつ、安心して演奏を楽しみましょう。

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